Downton Abbey
ダウントンアビー/ダウントン・アビー 

「あー、NHKでやってるイギリスのお貴族さまのドラマねー、なんか辛気臭いみたいな感じの…」と友人に言われてしまったので、

それ、大間違いなんだけど!!!!(゚Д゚)ゴルァ!!

近所のTSUTAYAでも、サスペンスコーナーとか、Gossip Girls(笑)の隣に並べられたりして、かなり誤解を生んでいましたが、ダウントンアビーは・・・・

(サザエさんなみの)
ホームドラマ
です!(・∀・)
イギリス版「渡る世間は鬼ばかり」という評価もありますw

ホントかなーと思ったら、まずシーズン1の第1話を最初から、ぼーっと眺めていて下さい。
黒髪のハンサムな下僕(使用人)がグラスをトレイ片手に、優雅にダイニングルームから回廊を歩いています。
そう、この頬骨の高い、青い鋭い目の、無表情な彼が・・・

トーマス・バロウ!!!(Thomas Barrow)(*゚▽゚*) 
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時は1912年(タイタニック号が沈んだ年)、トーマスは恐らく20代前半の生意気盛りな若者、グランサム伯爵家使用人でしたが、彼には大きな秘密がありました…(´・ω・`)

ところでダウントンアビーの物語は、階上の人たち(貴族)と、階下の人たち(使用人)の世界が交互したり、重なりあって、独特の世界を織りなしていきます。決して高飛車な貴族の、優雅でスキャンダルな世界だけを描いた話ではなく、むしろその時代の世相や事件をある程度リアリティをもって描いているところがこのドラマの面白さです。

それはともかく、話はグランサム伯爵の長女、メアリー・クロウリーの婿取り話から始まります。クロウリー家は女3姉妹のため、限嗣相続制のその頃は男子のみ遺産を相続できることになっていました。つまり、メアリーは身分的につり合いの取れる婿を取り、結婚して男子を生まなければ、グランサム家を継ぐことができません。

メアリーには遠縁のいとこの婚約者がいたのですが、そのいとこが沈没したタイタニック号に乗っていたことが分かりました。幸いなことにその当時のグランサム伯爵家は、名高い城と広大な所有地を持つ、資産的には裕福な貴族でした。長女メアリーは気丈でプライドが高く、美しい年頃の長女で、遺産目当てと美しいメアリーに、求婚者は多くいるようでした。
そして・・・、そこで第一求婚者として、クロウバラ公爵がダウントンアビーにやってくるのです。


クロウバラ公爵 !!
(Duke of Crowborough)
 
(*海外腐女子ファンが勝手につけた名前がフィリップ・クロウバラ!)
この公爵がまた、一見、素晴らしく優し気な顔立ちの美男なのですが・・・

くせ者!!(`・д・´)
サド公爵とよんでもいいでしょう!とにかく、このサド公爵が、あのトーマスの・・・

過去の愛人!!(゚Д゚≡゚Д゚)ゴルッホー!!!
だったわけですね・・・

はい、これでみなさんも、何となくダウントンアビーが従来のお貴族ドラマとは違うような・・・ということに気付いて下さったでしょうか?

しかしこのトーマスも負けず劣らずくせ者なのです。
一見タフで根性の曲がりのトーマスですが、彼の泣き笑い人生は続きます・・・